東京都における取り組み

東京都では、令和元年度及び令和2年度に実施した
「自然を活用した東京都版保育モデル事業」(以下「モデル事業」という。)により、
自然を活用した保育を始めとした子供主体の保育に取り組みました。
本年度は、モデル事業の考え方を踏まえ、都内保育所等へのアドバイザーの派遣の実施、
広く都民の方に向けた活動報告会やシンポジウム、保育所等職員向けのセミナー・交流会を開催することで、
子供主体の保育への理解を深めると同時に、
保育の現場における実践及び保育の質の向上を目指しています。

活動の紹介

事業アドバイザー派遣

本年度は2名のアドバイザーが
参加園(5園)に対して各5回の訪問を行い、
子供主体保育への理解と実践に取り組みました。

一般社団法人 new education Little Tree
(代表)野村 直子さん・久保田 修平さん

活動報告会

アドバイザー派遣によりどのような変化や
気づきがあったのか、アドバイザーと共に話し合いました。

振り返りの大切さ

日頃、疑問に思っていたことを聞く機会にもなり、
保育士の自信にもつながります。

令和4年度 取組参加園

活動報告会の様子

アドバイザー派遣に参加した5つの園の活動振り返りの様子を動画にまとめました。

(園内で撮影を行ったため、インターホン等の大きな音や雑音がする場面があります。あらかじめご了承ください。)

株式会社テノ・コーポレーション
ほっぺるランド渋谷

ライクキッズ株式会社
にじいろ保育園石神井町

株式会社ポピンズエデュケア
ポピンズナーサリースクール一之江

学校法人村田学園
小金井けやきの森認定こども園

社会福祉法人純生喜狛会
一の橋赤ちゃんの家

シンポジウム
活動事例の紹介・パネルディスカッション

アドバイザー派遣に参加した5つの園から、2つの園の活動事例を紹介し、
アドバイザー派遣での活動の様子を見ながら、有識者からの感想や意見を伺いました。
また、有識者と事業アドバイザーによるパネルディスカッションを行いました。
保育関係者だけでなく、子供を育てている保護者の方など、
子供たちと関わっていく際の“ヒント”にしてみてください。

一般社団法人家族・保育デザイン研究所 代表理事/
東京大学名誉教授/白梅学園大学名誉学長

汐見 稔幸 先生

お茶の水女子大学アカデミック・プロダクション寄付講座教授

宮里 暁美 先生

●活動事例の紹介

保育同行の中で事業アドバイザーが印象に残ったエピソ-ドを取り上げ、
保育の様子と子供たちの成長のポイントを紹介し、有識者から感想や意見をいただきます。
シンポジウムに参加いただいた2つの園の活動事例をまとめています。

ポピンズナーサリースクール一之江

テーマ:
近隣公園における保育者も楽しむ豊かな体験

にじいろ保育園石神井町

テーマ:
自然の中で子供の興味やつぶやきに寄り添う保育

●パネルディスカッション

有識者と事業アドバイザーにより、
「“自然”と“子供主体の保育”」をテーマとしたパネルディスカッションを行いました。

事例紹介①

ポピンズナーサリースクール一之江

事例紹介②

にじいろ保育園石神井町

パネルディスカッション

日々の保育の参考となるポイントや、具体的な事例を紹介します!

東京都では、自然を活用した保育の中で子供の主体性や想像力、思考力などの「生きる力」を育むことを目指し、
令和元年度~2年度に「自然を活用した東京都版保育モデル」を作成しました。
今年度は、これらのモデルを始めとした子供主体の保育等の実践に係る保育者向け研修やセミナー等の開催、
アドバイザー派遣等により、保育所等における子供を中心とした保育実践の普及促進を図り、
保育の質の向上及び保育の充実につなげております。
この度、都内保育所等へ保育活動の同行・助言を行った保育アドバイザーによるセミナーや、
グループ討議などの参加者同士の交流会を開催します。
日々の保育の参考となるよう、ポイントだけでなく、
具体的な事例紹介を踏まえたセミナー・交流会となっておりますので、是非ご参加ください。

開催日時
2023年2月18日(土)13時より

アーカイブ配信中

セミナー・交流会の様子を
アーカイブ配信でご覧いただけます。
【配信期間:~3月31日まで】

                   
                       
                           
実は身近なところにたくさんの自然があります。 子供たちはその自然を敏感に感じ、心をたくさん動かしています。 その姿に寄り添うことは子供主体の保育につながると思っています。
子供の姿を捉える鍵は「ゆとり・わくわく・対話」だと気づきました。
一緒に研究しましょう。

参加対象者

都内保育所等にお勤めの方
(保育士、保育補助者、法人担当者等)
都内保育所等へ勤務予定者
都内区市町村保育所管部署担当者

開催内容

●事業概要

東京都の「子供主体の保育普及促進事業」の目的と取組みの趣旨について、ご説明します。

●セミナー

保育アドバイザーが取組みを振り返り、
エピソードや感じたこと等をお伝えします。

●グループワーク・交流会

参加者がグループに分かれ、意見交換を行います。

テーマ❶
『身近にある自然での体験について』

みなさんの園では、どんなお散歩を行っていますか?
園庭や近隣の公園での子供たちの体験をどう深められるか?考えていきます。

テーマ➋
『保育者間での保育の振り返りについて』

                          みなさんの園では、保育の振り返りの時間を設けていますか?
保育者間での保育の振り返りの重要性について、この事業を通して改めて感じられました。
振り返りの取り入れ方や有効性について、話し合って見ましょう。

●ワークセッション・閉会

A4程度の白い紙太マジックをご準備ください。
最後に簡単なワークを行い、皆様の考えを共有していただく時間を設けます。

参加にあたってのご注意

●本セミナー・交流会は、事前申し込み制となっています。参加を希望される方は、必ず2月5日(日)までにお申し込みをお願いします。

●申込は、1つの申込で1名までのご参加とします。保育園単位など、1つの申込で複数の方が参加することはできませんので、予めご了承ください。

●定員を超える申込があった場合、参加者を抽選により決定します。

●終了時刻は午後3時を予定していますが、多少延長する可能性がありますので時間に余裕をもってご参加ください。

●後日アーカイブ配信を行う予定のため、当日はセミナー・交流会の様子を録画します。予めご了承ください。

●本セミナー・交流会へのご参加後、アンケートへの回答にご協力をお願いします。みなさまの感想を是非、お聞かせください。

●スマートフォンからの参加も可能ですが、パソコンからのご参加を推奨します。

詳しい内容は上記のチラシをダウンロードしてご覧ください。

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お問合せ

東京都子供主体の保育普及促進事業運営事務局
(東京都事業受託者:株式会社おおわだぐみ内)

TEL 03-5422-1146
(平日 10:00~18:00)

〒105-0013
 東京都港区浜松町1-8-6 FKビル2F

E-mail :info@tokyo-hoikushien.com